■18-1■事前確認
まず、Wi-Fi以外の機能が正常に作動するか確認を行ってください。
Wi-Fi以外の機能も正常に作動しない場合は、まずはその不具合を解決する必要があります。
■18-2■接続距離
製品ごとにWi-Fiの有効範囲(接続可能な距離)は異なります。
販売ページと取扱説明書をよくご確認の上、有効範囲内で接続を行ってください。
壁などの障害物が製品との間にある場合は、有効範囲内でも接続できないことがあります。
■18-3■電波干渉とチャンネル
2.4GHz 帯の周波数を使用している電子レンジやコードレス電話機など、機器の近くで製品との接続を試みた場合、電波が途絶えるなどの不都合が生じることがありますので、機器から十分に離れた環境で接続をお試しください。
また、Wi-Fiの電波には複数のチャンネルが存在しているため、ご使用環境に周波数の近いチャンネルがある場合は、電波干渉が起きて接続に影響が出ることがありますので、別の環境で接続をお試しください。
■18-4■Wi-Fi ID名とパスワード
スマートフォンのWi-Fi設定画面を開き、製品のWi-Fi IDが表示されているか確認をしてください。
Wi-Fi IDは製品に割り振られた個別の名称になっているため、製品取扱説明書には共通部分のみ記載されています。
多くの製品は取扱説明書にパスワードが記載されていますので、桁数や数字を間違えないように入力をしてください。
万一、パスワードを間違えて入力をすると、製品と正しく接続することはできません。
■18-5■アプリ
製品ごとに使用するアプリは異なります。
Google Play StoreまたはApple Storeからインストールをする場合は、検索窓に名称を正しく入力してください。
アプリによっては、大文字と小文字の違いやスペースの有無で検査をしてもヒットしないことがあります。
専用アプリの操作方法及びアップデート対応等のサポートは、すべて保証対象外となります。
■18-6■スマートフォンとOS
稀に、スマートフォン(OS)とアプリの相性が合わず、正常にご利用いただけない場合があります。
任意のもとOSの更新やダウングレードをおこなっていただく、または別のスマートフォンで接続をお試しください。
こちらは使用環境に大きく依存した問題であることから、具体的な解決策の提案はできかねます。
■18-7■充電不足
製品のバッテリー残量が極めて少ない状態ですと、バッテリーの消耗が大きいWi-Fi接続はできません。
必ず、付属の専用ケーブルを使って製品の充電を行ってください。
■18-8■充電方法
製品ごとに充電の手順は異なりますので、製品取扱説明書に記載された充電方法をよくご確認ください。
多くの製品は、製品のUSB接続口に付属の専用ケーブルを挿し、給電元に接続を行います。
ただし、製品自体にUSB端子がついている場合は、ケーブルを使用せず、直接給電元に接続を行っていただいても問題はありません。
専用ケーブル使用
直接給電
また、製品のUSB接続口に対し、専用ケーブルの挿し込み位置が浅いと充電はできません。
USB接続口の正しい位置まで、しっかりと専用ケーブルを挿し込んでください。
製品によって挿し込みの深さは異なりますので、製品取扱説明書に挿し込み位置の記載がある場合は、その記載に従って挿し込んでください。
なお、ケーブルの挿し込みすぎは、製品のUSB接続口を破損させる原因になります。
ケーブルを挿し込む際に違和感がありましたら、無理に挿し込まないようご注意ください。
■18-20■稼働熱
長時間続けて製品を稼働させると製品に稼働熱が溜まります。
稼働熱で製品が高温になりすぎると、製品が壊れてしまうこともありますのでご注意ください。
また、稼働熱によって一時的にWi-Fi接続ができない状態に陥ることもありますので、その際は、放熱のために時間をあけてから再度お試しください。